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マルタ留学 体験談(丸山武彦様)

初めての留学はマルタ島でした

名前: 丸山 武彦 様(60代)
英語レベル: 初級
留学先と留学期間: マルタ共和国・2010年4月~12月
家族構成: 妻と息子2人
趣味: 音楽・映画鑑賞/スポーツ・ジム通い
経歴: 1945年東京下町生まれ。某レコード会社に勤務。退職後、某歌手のマネージャーを経てリタイヤ。ニュージーランド・ロトルアへ1ヶ月留学後、9ヶ月のマルタ留学に挑戦。
留学のきっかけ: 将来、夫婦で個人旅行や海外長期滞在を楽しむために、英語が話せるようになりたかったので。

空港を出て、学校の送迎車から見た風景、それはABBAの映画「マンマ・ミーア」の世界とは違う地中海の島の風景でした。向かうは世界遺産の街、首都ヴァレッタ。そこはまさに中世のヨーロッパの街そのものでした。

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ホームステイ先は学校から徒歩5分のフラットの4階にあり、ホストのHectorさん(私と同世代で知的で芸術を愛する温厚な紳士)と若いスペイン人の音楽の先生との男3人の生活がスタートしました。

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フラットの内部は外観の古さとは違い、よく手入れされ、住みやすいつくりになっており、世界遺産の街に住むという贅沢な気分を味わえます。私の部屋の窓の前は、狭い路地を隔てて教会の鐘の塔があり、一日数回鳴り、思わず厳粛な気持ちになります(仏教徒ですが)。

歴史的街並みを見ながらの毎日の通学。
学校はヴァレッタ唯一の語学スクールで、街の象徴である聖ヨハネ大聖堂に近い、マルタ建築の建物の3階と4階にあります。クラスは少人数編成で塾のようなファミリー的な雰囲気で、授業がQ&A形式で進行するので、listening、speakingの苦手な私には大変効果的です。

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お陰で午前の授業が終わると普段ほとんど使わない頭脳はいとも簡単に疲れ、とっくに失われた集中力まで使うので、更に疲れ当分ボケる暇もなさそう。学校のスタッフも非常に親切ですが、日本語を話せるスタッフはおらず、英語を学ぶ最高の条件が揃っています・・・真面目にやれば。

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ランチ時の失敗。学校近くの聖ヨハネ大聖堂前のオープンカフェ(雰囲気はまるで映画のワンシーンのようで最高の気分)で友人はピザを、私はパスタを注文。来てびっくりピザは座布団大、私のパスタは大皿一杯・・・・・。当然2人とも半分残 しました。さらにホームステイ先の夕食が友人はピザ、私はパスタ、オーマイゴッド!!友人の笑いは一瞬でこの後の苦闘を想像ください。

ある日の授業で自己紹介の際、日本人の名前は難しいので略称で(私にはお前たちの名前の方が余程難しい)、最初の4文字をとって「Take(タケ)」と自己紹介しました。するとクラスメイトのスイスの好人物 Emil(59歳)は、その後私の顔を見るたび、Tako(タコ)、Tako(タコ)と呼ぶようになりました。日本語を知らない相手なので仕方ないことですが、温厚な私も呼ばれるたび、かなりの脱力感に襲われました。

2ヶ月のホームステイの後、学校のシェアハウスに移りました。シェアハウスでは男女が同じフロアで過します(キッチン、ダイニング、リビング、バス、トイレ共用)。ヨーロッパの生徒は全く気にしません。もちろん部屋は違います(当たり前だ!)。

ここでの7カ月の生活でヨーロッパ各国の若者と共に過ごし、国民性の違いを実感しました。特にドイツとフランスの若い女性とシェアした時は、全てがあまりにもイメージ通りで納得。また楽天的で生活享受型の地中海の国々の生徒と日本に似た勤勉な国民性のドイツの生徒等、今のユーロ圏の現状を暗示していました。そしてシェアハウスの仲間とはクラスメイト以上に親しくなれました。

ある日の夕食。Cisk(マルタビール)を片手に、自己流ペンネを満喫。
さらに現地の食材で和食・無国籍料理を作り、度々シェアハウスで仲間とパーティーや時には近隣のレストランで食事会等を楽しみ、親睦を深めました。

マルタ留学中、個人旅行で訪れたチュニジアのシティブサイド。
チュニジアの公用語はフランス語とアラビア語のみ。得意の?英語が使えず少し苦戦。でもそれも良い思い出で、更に3カ月後この国でアラブの春(革命)が起こり、より忘れられない旅になりました。

マルタ留学の魅力について

  1. 東洋人が少ない
    私は9ケ月居ましたが、学校に日本人が居たのは延べ3.5ケ月位でクラスに居たのは2.5ケ月位で、他の東洋人は(ベトナムの若い女性が2週間在籍を除くと)全く居ませんでした。
  2. 同級生の約90%がヨーロッパ人
    特に多いのはスイス・スペイン・ドイツ・フランス・イタリアで、イギリスを除くヨーロッパの殆どの国からの生徒が在籍していました。
  3. 校長や学校スタッフが非常に親切
    親身になっていろいろな相談にのってくれ、本当に助かりました。
  4. 観光スポットも満喫
    小さな島なので観光スポットも授業終了後、十分行けます。しかも学校が世界遺産の街ヴァレッタにあるので徒歩で回れる所がたくさんあります。
  5. ゴールデン・エイジ・コース
    年に数回あるゴールデン・エイジ・コースは2週間ですがシニア対象で、授業もアクティビティーも充実しており、この2週間でマルタの良さを十分満喫できます。
  6. 治安が良い
    小さな島なので観光スポットも授業終了後、十分行けます。しかも学校が世界遺産の街ヴァレッタにあるので徒歩で回れる所がたくさんあります。
  7. 物価が安い
    生活必需品等は安い(特にパンは安くて美味しい)

最後におまけでマルチーズ(マルタ人)は親切。

気になる点は

  1. 夏の暑さ
    特に直射日光が強い(クーラーの無い家が多い)。
  2. ホームスティの食事
    粗食の家庭が多い。これも英国の伝統?
  3. 日本から遠い

大まかにはこんなところです。2週間のゴールデン・エイジ・プログラムの終了後は、出来たら滞在日数を延長し、再度マルタの気に入ったところを訪問するもよし、そして近隣の国に立ち寄れば、更に充実した思い出深い留学になります。

マルタ留学に成功した丸山さんは、その後アイルランドにも留学しています。プレクラブ会員の方は「シニア留学体験記(26)」もご覧ください。
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